カカオバターとは？カカオ豆との関係や体に良い理由を解説

市販のチョコレートを原料としてお菓子を作る方は多いですが、チョコレートの原材料そのものに感心を持つことはありますか？

実は、チョコレートはさまざまな原材料から絶妙なバランスで作られています。

そんなチョコレートには含まれる材料の中で、特に重要な成分がカカオバターです。

とはいえ「カカオバターなんて初耳...」という方もいらっしゃるでしょう。

今回はカカオバターの体に嬉しい栄養素や、お菓子づくりへの活用方法まで紹介します。

チョコレートに必須なカカオバターとは？

カカオバターはカカオ豆の種子から抽出されるもの。

最終的に種子であるカカオマスは乾燥させますが、その前の水分を含んだ状態である「カカオリカー」を圧搾して抽出する油成分を、カカオバターと呼びます。

なんとカカオ豆は50%が油成分です。

この油成分は一般的なバターと同じで、35度で溶け始めます。

この性質が、チョコレートを食べたときの口溶けにも関係しています。

チョコレートを作るには油分が必須。

そのためカカオバターが使われるのですが、実はカカオバターを作るためには天候などの条件が係るため、高価であるといわれます。

そのためカカオバターの代わりとして、他の植物性由来の油脂が使われます。

代表的な油脂として、アブラヤシから抽出されるパーム油があります。

パーム油は、油脂が固まるスピードが早くて製造上使いやすいという特徴があります。

しかし、パーム油の製造工程には多くの問題（環境面など）が関わるため、できればカカオバターを使ったチョコレートを選ぶことをおすすめします。

それではカカオバターの嬉しい効能を紹介します。

なんとチョコレートの原料だけでなく、全身に嬉しい効果を持っています。

乾燥しがちな今の季節はもちろん、普段から手がカサカサしてしまう...といった方にも保湿効果のあるカカオバターがおすすめ。

また、皮膚だけでなく唇はもちろん、髪の毛にも塗ることができます。

パーマなどで傷んでしまった髪も、カカオバターを使うことでお風呂上がりにしっとりとハリのある髪質に戻ります。

日差しが気になる夏にもカカオバターは効果的です。

カカオバターには、細胞を健康にしてくれるビタミンEも含まれているため、紫外線予防を助けます。

市販されている日焼け止めもありますが、成分が気になる気になるという方には特にオススメです。

美容だけでなく、火傷や怪我にもカカオバターは効果的です。

傷跡に塗ることですぐに効果があるわけではありませんが、継続することで徐々に薄くなっていきます。

今回はカカオバターについて、作られ方や効能について紹介しました。

バターと聞くと不健康なイメージですが、食材として取り入れるのはもちろん、適切な使い方や量で、体にも嬉しい効果をもたらしてくれます。

食べて体内に取り込むだけでなく、外からのアプローチでも体に嬉しいカカオバター、ぜひいろんな場面で活用してください。

「andew」のチョコレートは白砂糖・パーム油不使用！カカオバターを使い、丹精込めて作り上げています。

さらに、人間に必要な栄養素と私たちの想いが入った「世界一やさしい」完全食チョコレートです。

タンパク質、11種のミネラル、12種のビタミンが入っており、どんな方にも楽しんでいただけます。

詳細は「andew 公式HP」をチェック。

また「andew公式ライン」にて最新のandewニュースをお届けしています。

参考