「夕方になると集中力が切れて何だかイライラしてしまう」
そんな経験はありませんか。
できれば仕事中は、集中力をキープして効率よくお仕事したいもの。
そこで今回は、チョコレートが集中力を上げる手助けをする理由についてお話します。
集中力アップを助けるチョコレートの成分
チョコレートに含まれる集中力向上を手助けする成分について紹介します。
カカオポリフェノール
カカオポリフェノールを含むチョコレートを摂取すると、脳の血の巡りがよくなるそう。
これによって、周囲の物事を正しく把握し適切に実行するというような日常生活を送るうえで不可欠な機能を維持しやすくなります。
参考:株式会社明治,みんなの健康チョコライフ,チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究 最終報告
カフェイン
カフェインには、注意力・集中力を向上させる作用があります。摂取後30分からその効果が現れ、1時間後がピークとなりその後数時間効果が続きます。
集中力を向上させるためには、レギュラーコーヒー約1杯に相当するカフェイン量が適量です。
また、カフェインとブドウ糖の同時摂取は、注意力の維持に相乗的な改善効果があるそう。
参考:栗原 久,コーヒー/カフェイン摂取と生活ーカフェインの精神運動刺激作用と行動遂行ー,東京福祉大学・大学院紀要 第7巻 第1号,pp5-17(2016,10)
テオブロミン
テオブロミンは脳を刺激して集中力、記憶力などを高める効果があります。
また、癒しに関係する脳内ホルモンであるセロトニンを増加させる効果もあり、リラックス感が得られるといわれています。カフェインに比べて効果がおだやかなため、興奮作用が少ないことが特徴です。
高カカオチョコレートを選ぼう
チョコレートには集中力向上によい成分が含まれていますが、どのようなチョコレートを選べばよいのでしょうか。チョコレートを選ぶポイントを紹介します。
高カカオチョコレート
集中力向上を助ける成分はチョコレートの原料であるカカオに由来しています。
そのため、カカオ含有量が多いチョコレートを選ぶようにしましょう。
低GI食品
GI値はGlycemic Index(グライセミック・インデックス)の略で、食品に含まれる糖質の吸収の度合いを示すものです。
GI値が高い食品を食べた時は血糖値が急激に上昇してしまい、眠気の原因となったり、体に負担をかけたりしてしまいます。
一方で、GI値の低い食品は血糖値がおだやかに上昇するため、長時間空腹感を感じにくく、頭もすっきりした状態を保つことができるので仕事中のおやつにぴったりです。
まとめ|仕事のお供に高カカオチョコレートはいかが
「夕方になるとなぜか集中力が切れてイライラしたり仕事がはかどらない」
そんな経験はありませんか。
できれば仕事中は、集中力を保って、効率よくお仕事したいもの。
チョコレートには、以下のような集中力向上を手助けする成分が含まれています。
・カカオポリフェノール
・カフェイン
・テオブロミン
これらの成分はチョコレートの原料であるカカオに由来しているため、集中力向上を目的としてチョコレートを選ぶ際は、カカオ含有量が多いものを選ぶようにしましょう。
仕事のお供にぴったりな高カカオチョコレート。
みなさんも、いつものおやつを少しだけ変えてみませんか。