チョココラム

牛乳アレルギーでもみんなと一緒にチョコレートを食べさせてあげたいお母さんへ

「周りの子と同じようにチョコレートを食べさせてあげたい」
牛乳アレルギーの子をもつお母さんが一度は考える悩みではありませんか。

しかし、チョコレートには乳成分が含まれていることがほとんど。
では、牛乳アレルギーだとチョコレートは食べられないのでしょうか。

今回は、牛乳アレルギーでも食べられるチョコレートについてお話します。

牛乳アレルギーとは

 

食物アレルギーとは、本来、わたしたちの身体にとって栄養となる食べ物を悪いものだと勘違いして攻撃してしまうために、いろいろな辛い症状が出てしまうことです。

牛乳アレルギーの場合の多くは、牛乳に含まれる「カゼイン」と言われるたんぱく質が原因で、腹痛・下痢・じんましん・呼吸困難・アナフィラキシーショックなどを招きます。

加工食品では、「全粉乳・脱脂粉乳・練乳・乳酸菌飲料・発酵乳」と表示されたものは、乳成分が含まれるため注意が必要です。

普段の食事では、牛乳・乳製品が入っていない食事をすることで症状が起きないようにすることができます。

症状が出る原因食物であっても、少量なら食べられる場合や成長によって次第に食べられるようになる場合もあります。

食べられるものが増えることは喜びにもつながるので、子どもの「食べられる範囲」を医師のもとで確認していくことも大切です。

 

牛乳アレルギーだとチョコレートは食べられない?

チョコレートは、カカオマスを主原料とし、砂糖、ココアバター、全粉乳などを混ぜ合わせて作られます。
牛乳アレルギーの場合は、この全粉乳が原因でアレルギー反応が出てしまいます。

チョコレートの種類によっては、乳製品を使用していないものもあるため、原材料表示を必ず確認しましょう。
乳成分の表示がない場合でも、同じ製造ラインで作られたチョコレートには乳成分が混入していることもあるので注意が必要です。

 

ヴィーガンチョコレートだと食べられる!

ヴィーガンとは、乳製品や卵などを含む一切の動物性食品を食べない完全菜食主義者の事です。
ヴィーガン向けに作られたチョコレートには、乳成分が含まれていません。

ミルクチョコレートやホワイトチョコレートを作る際に使用する乳製品ですが、ウィーガンチョコレートの場合は、乳製品の代わりにアーモンドやカシューナッツなどのナッツミルク、お米からできたライスミルク、ココナッツミルクなどを使用しています。そのため、牛乳アレルギーでも食べることができます。

andewのチョコタブレットはヴィーガンチョコレート。牛乳アレルギーでも安心して食べられるのでおすすめです。

 

まとめ|牛乳アレルギーでも食べられるヴィーガンチョコ

子どもが牛乳アレルギーだと、一度は「周りの子と同じようにチョコレートを食べさせてあげたい」と考えたことはありませんか。

チョコレートは、カカオマス、砂糖、ココアバター、全粉乳などを混ぜ合わせて作られています。牛乳アレルギーの場合、この全粉乳によってアレルギー反応が出てしまうので、乳成分が入っていないチョコレートを選ぶ必要があります。

ヴィーガンチョコレートは植物由来の食品から作られたチョコレートのことで、乳成分が使用されていないので牛乳アレルギーをもつ方にもぴったりです。

食べられるものが増えることは食物アレルギーをもつ子どもにとってうれしいもの。
牛乳アレルギーがあっても食べられるヴィーガンチョコレートをプレゼントしてみませんか。

  • この記事を書いた人

Miho Ichigi

福岡県出身、管理栄養士。病院管理栄養士を経て他業種へ転職。2021年からwebライティング活動をスタート。興味があるキーワードは健康・食育・環境問題・防災。

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