はじめに
ダイエットと聞くと、どのようなイメージがありますか?
きつい運動をしながら炭水化物や脂質を厳しめに制限をして、お菓子などの自分が食べたいものはすべて我慢しなければならないという想像をされる方も多いですよね。
今回お話するのは、チョコレートがもたらすダイエット効果についてです。
チョコレートと聞くとダイエットには適さないお菓子の代表例のように感じますが、実は効果的にチョコレートを食べることで、ダイエットはもちろん健康増進にも効果的なのです。
特にダイエット中だけどお菓子や間食が大好き!という方にこそ、おすすめの内容となっていますので、ぜひ最後まで見てください。
どんなチョコレートがダイエットに向いているの?
もちろん全てのチョコレートが、ダイエットに適しているわけではありません。
チョコレートの中でも「高カカオチョコレート」と呼ばれるものが、ダイエットや健康増進に効果的だと言われております。
「カカオ」とはチョコレートに欠かせない原料で、植物であるカカオの実から取り出した豆を発酵や加熱といった処理をして作られるものです。
最終的には「カカオバター」というチョコレートの材料になりますが、カカオバター自体には甘みがありません。砂糖やミルクを後から加えることで、口溶けが甘いチョコレートに完成します。
高カカオチョコレートとは、カカオバターが多量に含まれているものを指します。
一般的なチョコレートにおけるカカオバターの含有量は3〜4割と言われていますが、ダイエットに効果的な高カカオチョコレートは、カカオバターの含有量が7割以上である必要があります。
なぜ高カカオチョコレートが良いの?
カカオバターがたくさん含まれているチョコレートがダイエットに効果的なことが分かりましたが、ここではなぜ体に良いかという理由を紹介します。
カカオバターにはたくさんの体に良い成分が含まれていますが、ここでは代表的な3種類に絞って紹介していきます。
カカオポリフェノール
カカオポリフェノールには、体内の脂肪を分解する酵素「リパーゼ」に直接働きかけて、体脂肪を抑える働きがあります。
赤ワインや緑茶などにも含まれており、動脈硬化の予防といった年齢を重ねて起こる不調にも効果的です。
このポリフェノールはとても嬉しい効果が満載で脂肪を抑える意外にも
- 血管を広げて血行促進による、冷え性に効果がある
- ストレスホルモンの分泌を減らす
- がんを起こす原因となる活性酸素を取り除く
といった様々なメリットがあることが分かります。
カカオプロテイン
カカオプロテインとはたんぱく質の種類になります。
皮膚や髪の毛といった体を作る役割に欠かせないもので、特に筋トレを行っている方はタンパク質を常に意識している方もいらっしゃいます。
もちろんカカオプロテインは筋肉を作る役割も持っていますが、それだけではありません。
体内で容易に消化されない「難消化性」という一面も持っているため、摂取した状態で町内に届けられます。
カカオプロテインは大腸の中で腸内細菌のエサとなり、食物繊維としても有効に働きます。
ダイエットと腸内環境には大きな関係が見られないように感じますが、腸内環境が悪化した状態だと、身体は自身の状態が栄養不足だと感じて、食べ物から摂取した栄養素を体内に多く貯蔵するようになり、体脂肪により多く変換されるようになります。
テオブロミン
ダイエット中は運動をしても、食事制限も並行して行う必要があるので好きなものを自由に食べることができません。
ストレスが蓄積して過食に走ってしまった、という方も珍しくはありませんが精神的にも良い状態ではありませんし、過食の回数が増えるほどダイエットは遠ざかってしまいます。
カカオには「テオブロミン」というカフェインの一種が含まれており、精神をリラックスさせる効果を持っています。
テオブロミンによってストレスがやわらぎ、過食の回数を減らせるという効果が期待できます。
チョコレートダイエットで気をつけること
ダイエットとチョコレートを並行するには、いくつか注意点があります。
まず必須なのが「高カカオチョコレート」と表記がある商品を選ぶことです。
最低でもカカオの割合が7割以上のものを選ばないと、ダイエット中に普通のチョコレートを食べることとなってしまい、カカオプロテインやテオブロミンといった効果は得られないことになります。
とはいえカカオバターの分量が9割を超えると、今度は苦味を強く感じてしまいます。
苦味の感じ方などは人それぞれですが、胃腸が弱い方にとってはお腹に影響が出てしまいますので、不安な方はカカオバターの分量が7割程度のものから食べることをおすすめします。またチョコレートのジャンルとしてビターチョコレートといったものもありますが、これは高カカオチョコレートではない場合があります。単にミルクチョコレートに対して甘さが抑えられているというものですので、間違えないように注意しましょう。
もちろん日々の食事制限や適度な運動も必要です。
高カカオチョコレートさえ食べれば理想の体型が手に入るのではなく、あくまでもダイエットに効果があり、食べても太りにくいというのが高カカオチョコレートです。
チョコレートを食べすぎて、ダイエットに失敗してしまったという本末転倒にならないように注意しましょう。
おわりに
今回はダイエット期間中に食べても良い、高カカオチョコレートについて紹介しました。
つらい食事制限のなかでも間食や甘いものが少しでも食べられるというだけでも、ストレスが軽減されてダイエットのモチベーションも上がると思います。
特に高カカオチョコレートは基礎代謝量も上げるため、加齢によって代謝が落ちたという方にこそおすすめです。
andewのチョコレートは8種類のスーパーフードを含んでおり、とても栄養価が高いものとなっています。
ダイエット中は栄養が偏りがちになることもありますので、食事制限中で栄養が心配という方にもおすすめです。