白砂糖は身体によくない？チョコレートの選び方を管理栄養士が解説

みなさんはチョコレートの成分表示を見たことがありますか。

実は、ほとんどのチョコレートには、成分表示の一番初めに「砂糖」と書かれています。

原材料は含まれるものが多い順番に書かれているため、多くのチョコレートでは砂糖が一番多く使われていることを表しています。

よく、「砂糖は体に悪い」といわれますが、砂糖は身体によくないものなのでしょうか。

今回は、チョコレートに含まれる「砂糖」の身体に与える影響と、健康のためのチョコレートの選び方を管理栄養士が解説します。

チョコレートの原材料

一般的なチョコレートは主に以下の3つの原材料で作られています。

・カカオマス

・ココアバター

・砂糖

カカオマスは、カカオ豆をすりつぶしてペースト状にしたもので、チョコレートの苦みや独特の香りを引き出すもの。

ココアバターは、カカオマスからココアの原料となるココアパウダーを取り除いて作られ、チョコレート特有のなめらかな口どけに大きな役割を果たしています。

砂糖は甘みをつけるために使用しています。

ほとんどのチョコレート製品は、原材料の中で砂糖が一番大きなウエイトを占めています。

砂糖と聞くと太るというイメージを持つ人も多いと思いますが、砂糖自体が身体によくないというわけではありません。

砂糖は、ごはんやパンなどの炭水化物に含まれるでんぷんに比べてブドウ糖に分解されやすいため、疲れている時の即効性のエネルギー源としてとても役に立ちます。

とはいえ、砂糖を必要以上に摂りすぎてしまうと、血糖値が急激に上昇してしまい、血糖値を下げるために大量のインスリンを分泌します。

そして、インスリンの作用によって、エネルギー源として利用されなかったブドウ糖を中性脂肪として身体に蓄えます。

これにより、慢性的に砂糖を摂りすぎると肥満を引き起こし、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因となってしまうのです。

砂糖には、茶色いものや白いもの、サラサラしたものなどさまざまな種類がありますが、大きくわけると以下の２つに分類されます。

・精製しているもの

　上白糖、三温糖、グラニュー糖など

・精製していないもの

　黒砂糖、きび糖、てんさい糖など

精製している砂糖は、癖がなく料理に使いやすい特徴がありますが、色素やミネラルが取り除かれているため、エネルギー以外の栄養がほとんどありません。

一方で、精製されていない砂糖には、カリウム、カルシウム、リンなどのミネラルが多く含まれているため、精製された糖に比べ栄養価が高いのです。

特に、てんさい糖には他の砂糖にはない「オリゴ糖」が含まれています。

オリゴ糖は、体内にある善玉菌を活性化させる効果があります。

また、精製された糖が急激に血糖値を上昇させるのに比べ、精製されていない糖は血糖値をゆるやかに上昇させます。

これらのことから、チョコレートを選ぶ際は、精製されていない砂糖を使ったものを選ぶことをおすすめします。

一般的なチョコレートはカカオマス、ココアバター、砂糖を主な原材料として作られています。

「砂糖は身体に悪いもの」という印象を持っている人も多いと思いますが、実際はそうではありません。

砂糖の中でも、一般的な料理やお菓子に使われている「精製された糖」の摂りすぎは、血糖値を急激に上げやすいため、身体に負担をかけてしまいます。

一方で、「精製していない砂糖」は、ミネラルを含み、血糖値をゆるやかに上昇させるなど身体にとって良い影響があるので、精製されていない砂糖を選んだほうが健康によいでしょう。

andewのチョコレートは、精製されていない糖の一つであるてんさい糖を使用しているので、一般的なチョコレートに比べ食後血糖値がゆるやかに上昇します。

また、てんさい糖に含まれるオリゴ糖には、整腸作用や腸内細菌を増やす作用があり、お腹の調子を整える効果が期待できます。

みなさんも、身体にやさしい未精製な砂糖を使ったandewのチョコレートを食べてみませんか。

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