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妊娠中のカフェイン摂取量目安は?赤ちゃんへの影響と注意すべき飲み物・食べ物まとめ【医師監修】

妊娠が判明したその瞬間から、女性の体は一つの小さな命を育むための聖域となります。喜びや期待と共に、これまでの生活習慣を見直さなければならないという責任感や、漠然とした不安が押し寄せてくることでしょう。その中でも、多くのプレママたちが直面する大きな悩みの一つが「食生活」、とりわけ「カフェイン」との付き合い方です。

「毎朝の目覚めの一杯が欠かせない」「仕事の合間のコーヒーブレイクが唯一の癒やしだった」という方にとって、妊娠を機に大好きなコーヒーを断たなければならないかもしれないという事実は、想像以上のストレスとなり得ます。インターネット上には「妊娠中はカフェイン禁止」という極端な意見から、「1日くらいなら大丈夫」という楽観的な意見まで、様々な情報が溢れており、何を信じればよいのか迷ってしまう方も少なくありません。

結論から申し上げますと、妊娠中であっても、正しい知識と適切な量を守れば、カフェインを完全に断つ必要はありません。重要なのは、カフェインが母体や胎児にどのようなメカニズムで影響を与えるのかを理解し、自身の体調やライフスタイルに合わせて「適量」をコントロールすることです。

本レポートでは、WHO(世界保健機関)や厚生労働省、欧米の主要な保健機関が公表している最新のデータやガイドラインに基づき、妊娠中のカフェイン摂取量の目安について徹底的に解説します。また、意外と知られていない「隠れカフェイン食品」の存在や、カフェインを控えつつも甘いものを楽しみたいという願いを叶える「ホワイトチョコレート」という選択肢についても、科学的な根拠を交えてご提案します。

神経質になりすぎず、しかしリスクは正しく管理する。そんな賢い選択を積み重ねることで、ストレスフリーで幸福感に満ちたマタニティライフを送るための一助となれば幸いです。

妊娠中のカフェイン摂取量は1日あたり200mg〜300mgまで

妊娠中のカフェイン摂取において、最も基本的かつ重要な指針となるのが「1日あたりの摂取上限量」です。カフェインは胎盤を通過しやすい物質であり、母体の血中濃度が胎児への曝露量に直結するため、世界中の保健機関が妊婦に対する推奨上限値を設定しています。現在の国際的なスタンダードでは、リスクを最小限に抑えるための目安として「1日200mg〜300mg」という数値が広く支持されています。

【早見表】コーヒー・紅茶・緑茶の1日あたりの上限目安

まずは、私たちの生活に身近な飲み物に、具体的にどの程度のカフェインが含まれているのか、そしてそれを妊娠中の上限量(ここではより安全サイドに立った200mg/日)に換算すると何杯まで飲めるのか、詳細な目安を確認しましょう。

飲み物の種類1杯あたりの容量(目安)カフェイン含有量(目安)1日の摂取上限目安備考・注意点
ドリップコーヒー150ml(コーヒーカップ1杯)約90mg約2杯豆の種類や焙煎度、抽出の濃さにより変動します。マグカップ(250ml程度)の場合は1杯強が限度となります。
インスタントコーヒー150ml約80mg約2.5杯粉末2gを使用した場合の目安です。濃いめに作るとカフェイン量も比例して増えるため注意が必要です。
紅茶150ml約45mg約4杯抽出時間が長いほどカフェイン溶出量が増えます。ティーバッグを入れっぱなしにするのは避けましょう 9
煎茶(緑茶)150ml約30mg約6杯一般的な煎茶の場合です。「玉露」は例外的に高濃度であるため後述します。
ほうじ茶・ウーロン茶150ml約30mg約6杯香ばしさがあり飲みやすいですが、カフェインレスではありません。
コーラ飲料350ml(1缶)約35〜45mg約4〜5本カフェイン量は少なめですが、糖分過多のリスクがあるため、現実的には1本程度に留めるべきです。
エナジードリンク1本30〜150mg以上原則控える製品によって含有量が大きく異なり、過剰摂取につながりやすいため妊娠中は避けるのが無難です。
表1:主な飲料のカフェイン含有量と妊娠中の摂取目安(上限200mg/日とした場合)

この表から読み取れるように、コーヒーであれば「マグカップで1日2杯程度」が、医学的に許容される範囲の目安となります。ただし、この「2杯」という数字は、あくまで「その日に他のカフェイン源を一切摂取しない場合」の上限であることに注意が必要です。チョコレート菓子や特定の医薬品など、飲み物以外からもカフェインを摂取する可能性がある場合は、コーヒーを1杯に減らす、あるいはデカフェに置き換えるといった調整が求められます。

世界(WHO)と日本(厚生労働省)の基準の違い

「200mgまで」という情報もあれば、「300mgまで大丈夫」という情報もあり、どちらを信じるべきか戸惑う方もいるかもしれません。この数値の幅は、各国のリスク評価機関がどの研究データを重視し、どの程度のリスクヘッジ(予防原則)を採用しているかによって生じています。

日本国内においては、厚生労働省や食品安全委員会が独自のリスク評価を行っているものの、妊婦に対する法的な摂取上限値は定めていません。その代わり、WHO(世界保健機関)や欧米の主要機関の数値を引用する形で、注意喚起を行っています。

各国のガイドラインを比較し、その背景にある考え方を整理します。

機関・国名推奨上限量(1日あたり)ガイドラインの根拠と背景
WHO(世界保健機関)300mg以下以前より、1日3〜4杯までのコーヒー摂取なら胎児への悪影響は確定されていないとしています。しかし、低出生体重児のリスク低減のため、過剰摂取は避けるべきとの立場をとっています。
FSA(英国食品基準庁)200mg以下かつては300mgを上限としていましたが、近年の研究でより低い摂取量でも低出生体重や流産のリスクに関連する可能性が示唆されたため、基準を厳格化しました。
ACOG(米国産婦人科学会)200mg以下200mg以下の適度な摂取であれば、流産や早産のリスクを有意に高めないという見解を示しています。米国の医療現場でのスタンダードな基準です。
EFSA(欧州食品安全機関)200mg以下あらゆる食事源(コーヒー、茶、チョコレート等)からの合計摂取量を200mg以内に抑えれば、胎児の健康に安全上の懸念は生じないと結論づけています。
Health Canada(カナダ保健省)300mg以下妊婦および授乳婦に対し、1日300mg(237mlのカップで約2杯強)までの制限を推奨しています。
表2:主要な公的機関による妊娠中のカフェイン摂取推奨上限の比較

世界的な動向としては、より安全性を重視した「200mg以下」へと基準を厳格化する傾向にあります。特に英国(FSA)が基準を引き下げたことは大きな転換点となりました。これは、カフェインの影響には個人差が大きく、また胎児への影響を完全に否定できる「安全な閾値」が明確には存在しない可能性があるため、より慎重な値を採用する動きが強まっていることを示しています。

日本人の体格(平均体重)が欧米人に比べて小さいことを考慮すると、体重あたりの許容量も相対的に少なくなると考えられます。したがって、日本の妊婦さんにおいては、WHOの300mgという基準よりも、より厳格な「1日200mg(コーヒー約2杯)」を目安として行動することが、母子ともに安心できるリスク管理と言えるでしょう。

なぜダメなの?カフェインが妊婦と赤ちゃんに与える影響

「カフェインは控えた方がいい」と頭では分かっていても、具体的に「なぜ」ダメなのか、そのメカニズムを深く理解している方は多くありません。単なる禁止事項として捉えるのではなく、身体の中で起きている生理学的な反応を知ることで、納得感を持って摂取量をコントロールできるようになります。

お腹の赤ちゃんへのリスク(発育・低体重など)

妊娠中のカフェイン摂取が胎児に影響を与えやすい最大の理由は、胎児の身体機能の未熟さと、胎盤という臓器の特性にあります。

  1. 胎盤の通過性と胎児への蓄積:カフェインは脂溶性であり、分子量が小さいため、胎盤のバリア機能(有害物質をブロックする機能)を容易にすり抜けてしまいます。その結果、母親が摂取したカフェインは、ほぼ同じ濃度で胎児の血液中にも移行します。大人の体であれば、肝臓にある「CYP1A2」という酵素がカフェインを分解・代謝しますが、胎児はこの酵素の働きが極めて未熟です。そのため、一度胎児の体内に入ったカフェインは排泄されにくく、長時間にわたって体内にとどまり続けることになります。
  2. 血管収縮作用による栄養供給の阻害:カフェインには血管を収縮させる作用(血管収縮作用)があります。過剰に摂取すると、子宮や胎盤の血管が収縮し、臍帯(へその緒)を通じて赤ちゃんに送られる血液量が一時的に減少する可能性があります。血液は酸素や栄養を運ぶ重要なライフラインであるため、この血流低下が頻繁に起こると、赤ちゃんの発育に必要な栄養素が十分に行き届かなくなるリスクが生じます。
  3. 具体的な発育への影響:これらのメカニズムにより、カフェインの過剰摂取は「胎児発育不全(FGR)」や「低出生体重児(2,500g未満での出生)」のリスクを高めると指摘されています。研究によると、1日の摂取量が100mg増えるごとに低出生体重のリスクが上昇するという「用量依存性」も報告されており、摂取量は少なければ少ないほどリスクを低減できると考えられます。
  4. 流産のリスクについて:特に妊娠初期における高用量のカフェイン摂取(1日300mg〜500mg以上)は、自然流産のリスクを高める可能性が示唆されています。ただし、適量(200mg以下)の範囲内であれば、流産リスクを有意に上昇させる証拠はないというのが現在の一般的な医学的見解です。

ママの体への影響(貧血・不眠・高血圧)

カフェインの影響はお腹の赤ちゃんだけにとどまりません。妊娠によって劇的に変化しているママの体に対しても、様々な負担をかける要因となります。

  1. 鉄欠乏性貧血の助長:妊娠中は循環血液量が増加するため、血液が薄まりやすく、多くの妊婦さんが貧血(鉄欠乏性貧血)になりやすい状態にあります。カフェイン、およびコーヒーや紅茶に含まれる「タンニン」には、食事に含まれる「非ヘム鉄(植物性食品などに含まれる鉄分)」の吸収を阻害する作用があります。食事中や食後すぐに濃いコーヒーや紅茶を飲む習慣があると、せっかく食事から摂取した鉄分が吸収されずに排出されてしまい、貧血のリスクをさらに高めてしまうことになります。
  2. 代謝機能の低下と不眠・不安:妊娠中、特に妊娠後期に入ると、母体の体内でカフェインを分解する速度(代謝速度)が著しく低下します。通常時であれば摂取後4〜5時間で半減する血中カフェイン濃度が、妊娠後期にはその3〜4倍、場合によっては15時間以上も体内に留まり続けることがあります。代謝されずに長く残ったカフェインは、中枢神経を刺激し続け、不眠や寝付きの悪さ、日中の動悸、不安感(イライラ)などを引き起こします。十分な睡眠が必要な妊娠期において、睡眠の質が低下することは母体の体力消耗に直結します。
  3. 血圧上昇と胃腸への負担:カフェインの覚醒作用は交感神経を刺激し、一時的に血圧を上昇させることがあります。妊娠高血圧症候群のリスク因子を持つ方や、血圧が高めの方は特に注意が必要です。また、カフェインは胃酸の分泌を促進するため、つわり時期の不快な胸焼けや胃痛、吐き気を悪化させる原因にもなり得ます。

意外と多い!飲み物・食べ物のカフェイン含有量リスト

「コーヒーを我慢しているから大丈夫」と安心していませんか? カフェインはコーヒーだけでなく、日本茶やチョコレート、栄養ドリンク、さらには頭痛薬など、私たちの身の回りにある様々な食品や医薬品に含まれています。「隠れカフェイン」の存在を知らずに摂取し続け、気づかないうちに1日の上限を超えてしまっているケースも少なくありません。

注意すべき飲み物(玉露・栄養ドリンク・コーラ)

健康に良いイメージのある飲み物や、リフレッシュ目的で飲む炭酸飲料にも、注意が必要です。

  1. 玉露(ぎょくろ)の罠:日本茶の中でも最高級品とされる「玉露」ですが、実はカフェイン含有量が極めて高い飲み物です。一般的な煎茶(100mlあたり約20mg)に対し、玉露は100mlあたり約160mgものカフェインを含みます。これはドリップコーヒー(約60mg/100ml)の2倍以上、エナジードリンクをも凌ぐ高濃度です。玉露は栽培過程で日光を遮る「被覆栽培」を行うため、渋み成分であるカテキンへの変化が抑制され、カフェインが多く残るというメカニズムがあります。お呼ばれの席などで玉露が出された場合は、湯呑み半分程度に留めるなどの配慮が必要です。
  2. エナジードリンク・眠気覚まし飲料:「妊娠中だけど仕事の締め切りが…」「つわりで体がだるいからシャキッとしたい」と手を伸ばしたくなるかもしれませんが、これらは妊娠中には避けるべき飲み物の筆頭です。製品によっては1本あたり100mg〜150mg以上と大量のカフェインが含まれているだけでなく、ガラナなどのハーブや糖分、添加物が複合的に配合されており、妊婦への安全性が確立されていないものが多いためです。
  3. コーラ・炭酸飲料:コーラには1缶(350ml)あたり約35〜45mg程度のカフェインが含まれています 7。コーヒーに比べれば含有量は少ないですが、問題なのは同時に摂取してしまう「糖分」です。清涼飲料水の多飲は急激な血糖値上昇を招き、妊娠糖尿病や体重増加過多のリスクを高めます。カフェイン源としても糖分源としても、妊娠中の常飲は推奨されません。

見落としがちな食べ物(高カカオチョコレート・薬)

飲み物だけでなく、固形の食品や医薬品にもカフェインは含まれています。

  1. 高カカオチョコレート(ハイカカオ):ポリフェノール豊富で健康志向の方に人気の「カカオ70%以上」などのハイカカオチョコレートですが、カカオ豆そのもの(カカオマス)にカフェインが含まれているため、カカオ分が高くなればなるほどカフェイン量も増加します。ハイカカオチョコレート100gあたりのカフェイン量は約70〜120mgにも達します。板チョコ1枚(約50g)を食べると、それだけで約40mg前後(紅茶1杯分相当)のカフェインを摂取することになります。
  2. 市販の解熱鎮痛薬(頭痛薬):妊娠中も頭痛に悩まされることがありますが、市販薬の成分には十分な注意が必要です。「イブA錠」「バファリンルナi」「ノーシンピュア」などの代表的な鎮痛薬には、主成分の鎮痛効果を補助する目的で「無水カフェイン」が1回服用量あたり80mg程度配合されています。これはコーヒー1杯分に匹敵する量です。妊娠中に鎮痛薬が必要な場合は、自己判断で服用せず、必ず医師や薬剤師に相談してください。一般的には、カフェインを含まない「アセトアミノフェン単剤(タイレノールAなど)」が推奨されるケースが多いですが、妊娠週数によっても使用可否が異なるため専門家の指導が不可欠です。

カフェインレス・デカフェ・ノンカフェインの違いとは?

カフェインを控える生活の中で、スーパーやカフェの棚に並ぶ「カフェインレス」「デカフェ」「ノンカフェイン」といった表示は心強い味方です。しかし、これらは厳密には意味が異なり、含まれるカフェイン量にも差があります。ご自身の許容範囲に合わせて正しく選べるよう、それぞれの定義を整理しましょう。

それぞれの定義と選び方のポイント

これらの用語は、カフェインが「どの程度除去されているか」、あるいは「元から含まれていないか」によって使い分けられています。

  • ノンカフェイン(カフェインゼロ):元々の原料にカフェインが一切含まれていないものを指します。
    • 定義: カフェイン含有量が0mgであること。
    • 代表例: 麦茶、ルイボスティー、黒豆茶、ハーブティー(一部を除く)、たんぽぽコーヒー。
    • 妊婦さんへの推奨度: ★★★(最も安心)
    • カフェイン摂取量を気にせず、水分補給としてガブガブ飲めるのが最大のメリットです。
  • カフェインレス / デカフェ:元々はカフェインを含んでいる原料(コーヒー豆や茶葉など)から、特殊な製法でカフェインを取り除いたものを指します。
    • 定義: 日本の公正競争規約や表示基準では「カフェインを90%以上除去したもの」を「カフェインレス」や「デカフェ」と表示できると定められています。
    • 注意点: これは「ゼロ」ではありません。通常のコーヒーの10%程度(1杯あたり数mg〜10mg程度)のカフェインが残存している可能性があります。EUの基準(99.9%除去)を満たす輸入製品などはほぼゼロに近いですが、国内基準の商品は「微量は入っている」という認識で、1日何十杯も飲むような極端な摂取は避けましょう。
    • 妊婦さんへの推奨度: ★★☆(適量なら安心)

選び方のポイント:完全にリスクを排除したい場合や、寝る前のリラックスタイムには「ノンカフェイン」を選びましょう。一方で、「コーヒーの香りや苦味を楽しみたい」という場合は「デカフェ」が最適です。デカフェを選ぶ際は、薬品を使わずに水と二酸化炭素でカフェインを抜く「ウォータープロセス」や「超臨界二酸化炭素抽出法」を採用している製品を選ぶと、安全性も高く、豆本来の風味が損なわれにくいのでおすすめです。

妊娠中におすすめの飲み物5選(ルイボスティー・麦茶ほか)

カフェインを気にせず、妊娠中の水分補給やリラックスタイムを豊かにしてくれるおすすめの飲み物を厳選しました。

  1. ルイボスティー:ノンカフェインティーの代表格です。南アフリカ原産のマメ科植物から作られ、鉄分、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。高い抗酸化作用もあり、美容と健康を気遣う妊婦さんに最適です。ただし、ポリフェノールを多く含むため、稀なケースですが妊娠後期に毎日大量(濃いものを1L以上など)に摂取し続けると、胎児の動脈管早期収縮に影響する可能性が指摘されています。神経質になる必要はありませんが、1日2〜3杯程度の適量を美味しく楽しむのがベストです。
  2. 麦茶:日本の夏の定番ですが、実は妊娠中の通年の水分補給に最適です。大麦を焙煎して作られるため完全にノンカフェインで、ミネラルを含み、血液をサラサラにする効果も期待できます。体を冷やさないよう、氷を入れすぎず常温やホットで飲むのがおすすめです。
  3. 黒豆茶:煎った黒豆の香ばしい風味が特徴で、ノンカフェインです。黒豆の皮に含まれるアントシアニンやイソフラボンに加え、妊娠中の悩みである「むくみ」の解消に役立つカリウムも含まれています。
  4. たんぽぽコーヒー(タンポポ茶):たんぽぽの根を焙煎して作られた飲み物で、コーヒーに近い香ばしさとコクがありながらノンカフェインです。昔から「母乳の出を良くする」飲み物として知られており、産後まで長く愛飲できるのが魅力です。
  5. 高品質なカフェインレスコーヒー:「やっぱりコーヒーの味が恋しい!」という方には、最近進化している高品質なデカフェがおすすめです。スターバックスや専門店だけでなく、コンビニやスーパーでも手軽に手に入るようになりました。カフェイン除去率97%〜99.9%の商品を選べば、カフェイン摂取を最小限に抑えつつ、コーヒーブレイクの満足感を得られます。

チョコレート好きの妊婦さんに朗報!「ホワイトチョコレート」がおすすめな理由

「カフェインは控えたい。でも、甘いチョコレートを食べてリラックスしたい…」。そんな矛盾する願いを叶えてくれる救世主として、私たちが科学的な視点から強くおすすめしたいのが「ホワイトチョコレート」です。

「えっ、ホワイトチョコもチョコレートでしょ? カフェイン入ってるんじゃないの?」と思われた方、実はそこには大きな誤解があります。チョコレートの種類による成分の違いを知れば、ホワイトチョコレートが妊婦さんにとって理想的なスイーツであることが分かります。

実は「ほぼノンカフェイン」?ココアバターの秘密

一般的なチョコレート(茶色や黒色)とホワイトチョコレート(白色)の決定的な違いは、原材料における「カカオマス」の有無にあります。

  • 一般的なチョコレート(ミルク・ダーク):カカオ豆から作られる「カカオマス(苦味・色・香りの元)」と「ココアバター(脂肪分)」に、砂糖やミルクを加えて作られます。カフェインやテオブロミンといった刺激成分は、この「カカオマス」に多く含まれています。そのため、色が濃い(カカオ分が高い)チョコレートほど、必然的にカフェイン量も多くなります。
  • ホワイトチョコレート:主原料は「ココアバター」「砂糖」「乳製品(ミルク)」のみです。カフェインの供給源である「カカオマス(茶色の部分)」を一切使用しません。ココアバターはカカオ豆から搾り取った油脂分ですが、この部分にはカフェインはほとんど移行しません。

この製造プロセスの違いにより、ホワイトチョコレートに含まれるカフェイン量は「ほぼゼロ(0mg〜ごく微量)」となります。

日本食品標準成分表や様々な分析データを見ても、ホワイトチョコレートのカフェイン含有量は検出限界以下、あるいはミルクチョコレートの数十分の一という極めて低い値です。つまり、ホワイトチョコレートは、チョコレート特有の濃厚なコクと口どけを楽しみながら、カフェイン摂取のリスクを回避できる、妊婦さんにとって唯一無二の「安全なご褒美」なのです。

妊娠中のリラックスタイムに。andew ホワイトチョコレート

カフェインを気にせず楽しめるホワイトチョコレート。中でも、味と素材にこだわりたい妊婦さんにぜひ手にとっていただきたいのが、私たちの自信作andewホワイトチョコレートがおすすめです。

andewが初めて作ったホワイトチョコレート。ひとくちで、ミルクのリッチなコクとまろやかな甘みがふわりと香ります。

このandewホワイトチョコレートには、妊娠中に嬉しい3つのポイントがあります。

①ノンカフェイン

パクパク食べるとすぐにカフェインの基準量を上回ってしまう…なんて話もありましたが、andewホワイトチョコレートはノンカフェイン。コーヒーや紅茶と一緒に食べてリラックスする時にも安心です。

② 豊富な栄養

andewの他商品同様、完全栄養食を実現するためにカカオ、アーモンド、チアシード、きなこ、ココナツ、ケシの実、昆布、抹茶など、栄養豊富な素材を絶妙なバランスで組み合わせました。

③ 妊娠中の友達へのプレゼントにも

丁寧に梱包し、パンフレットとメッセージカードとともにお届けします。領収書などお値段のわかる書面は同封しませんので、贈り物にぴったりです。

妊娠中のご褒美に、ぜひお試しください!

妊娠中のカフェインに関するよくある質問

妊娠に気づかず初期にたくさん飲んでしまいました。大丈夫?

これは多くの妊婦さんが経験する不安ですが、過度に心配してストレスを溜める必要はありません。

妊娠超初期(妊娠に気づく前、0〜3週頃)に摂取したカフェインが、直ちに胎児に致命的な影響を与えるという確定的な証拠はありません。妊娠前に摂取したカフェインは、時間の経過とともに代謝され、体外へ排出されます。

「全か無かの法則」という言葉があるように、この時期の影響は、もし重大なダメージがあれば妊娠が継続しない(化学流産など)形になることが多く、妊娠が継続しているということは、その時点での大きな影響はなかったと捉えるのが一般的です。

重要なのは「妊娠に気づいた時点から切り替えること」です。過去を悔やんでストレスを感じることの方が、血管を収縮させ、母体にも赤ちゃんにも良くありません。「今日から1日1〜2杯に控えよう」「これからはコーヒーの代わりにデカフェやホワイトチョコを楽しもう」と、前向きに対策を始めれば十分です。

授乳中もカフェインは控えるべきですか?

出産後、授乳中も引き続き一定の注意は必要ですが、妊娠中ほど厳格ではありません。

母親が摂取したカフェインのうち、母乳に移行するのは約1%未満と言われています。しかし、生まれたばかりの赤ちゃん(特に新生児〜生後3ヶ月頃まで)は肝臓の機能が未熟で、カフェインを代謝するのに大人の何倍もの時間がかかります(半減期が数十時間〜80時間以上になることも)。そのため、ママが大量にカフェインを摂取すると、微量であっても赤ちゃんの体内に蓄積し、「興奮して寝ない」「機嫌が悪く泣き止まない」「目が冴えてしまう」といった影響が出ることがあります。

  • 摂取量の目安: 妊娠中と同様、あるいは少し緩和して1日200mg〜300mg程度(コーヒー1〜2杯)なら、母乳への影響はほとんどないという見解が主流です。
  • 飲むタイミングの工夫: 母乳中のカフェイン濃度は摂取後15〜30分から上昇し、最大2時間後くらいにピークを迎えます。そのため「授乳の直後」にコーヒーを飲むようにすると、次の授乳までの時間を稼ぐことができ、赤ちゃんが飲む母乳中のカフェイン濃度を下げることができます。

おわりに

妊娠中のカフェイン摂取について、不安を解消し、前向きに付き合うためのポイントをおさらいしましょう。

  1. 摂取上限は1日200mg(マグカップ2杯程度)を目安に。これが、あなたと赤ちゃんを守る安心のラインです。
  2. 隠れカフェインに注意。 玉露やエナジードリンク、ハイカカオチョコレートなど、コーヒー以外の摂取源も意識しましょう。
  3. ホワイトチョコレートは強い味方。 カカオマスを含まないためカフェインはほぼゼロ。妊娠中の「甘いもの欲」を満たす、最も安全で幸せな選択肢の一つです。

妊娠期間は、ママの体と心が大きく変化する特別な時間です。「絶対にダメ」「我慢しなきゃ」と自分を追い込むのではなく、「適量なら楽しんでOK」「疲れたらホワイトチョコでひと休み」と、正しい知識を持って選択肢を広げてください。

andewホワイトチョコレートとともに、あなたが穏やかで笑顔あふれるマタニティライフを過ごせることを、心より応援しています。

参考

  • この記事を書いた人

andew magazine 編集部

世界一やさしいチョコレート andew magazine編集部です。メンバーボイスやお知らせ、コラムをお届けします。

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