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カカオの生産地はすごく限られた地域!日本のカカオの輸入はどこから?

みなさんは、チョコレートの原材料であるカカオがどこで作られているか知っていますか?

もっとも有名な国はガーナであり、チョコレートの商品名にもなっています。

でも実は、カカオの生産量世界1位の国はガーナではありません。

そこで今回は、チョコレートの原料「カカオ」の生産国について書いていきます。

 

カカオ生産量ランキング

カカオの生産量が多い地域をランキング形式でみてみましょう!

以下の表をご覧ください。

 

順位 生産国 生産量 
1 コートジボワール 2180000
2 ガーナ 811700
3 インドネシア 783978
4 ナイジェリア 350146
5 エクアドル 283680
6 カメルーン 280000
7 ブラジル 259425
8 ペルー 135928
9 コロンビア 102154
10 ドミニカ共和国 88961

 

FAO(国際連合食糧農業機関の統計データより作成)(生産、作物、カカオ豆(2019年))

 

この表を見てみると、あまり私たちになじみのない国が多いのではないでしょうか。

では実際に、これらの国はどこにあるのか見てみましょう。

(Mapchartによって作成)

このマップのオレンジの位置が、先ほどのランキングに掲載されていたカカオの生産量が多い国です。

では、これらの国にどんな共通点があるか見ていきましょう。

 

カカオが育ちやすい気候

カカオは画像のような形をした植物です。

ラグビーボールのような形をしています。

カカオの生産量が多い国は日本より南にあります。

カカオはきわめて限られた以下のような条件でしか育ちません。

・平均気温27℃以上

・年間を通して、気温が上下しない

・日照時間の平均が5時間から7時間

・降雨量が年間2000mm以上

・水はけがいいところ

(参考サイト:森永製菓 ココアトリビア「カカオは日本で育つのか」

そして、その条件に合うところが、赤道から南北に緯度20度の範囲なのです。

カカオが育つ気候の地域は、カカオベルトと呼ばれ、カカオの栽培が盛んに行われています。

 

また、カカオベルトではありませんが、日本では沖縄県や小笠原諸島でカカオの栽培が行われています。

 

日本が輸入するカカオ豆はどこから?

日本に輸入されるカカオ豆の約80%はガーナ由来です。

(財務省貿易統計より作成)

 

andewのチョコレートもガーナ産のカカオ豆を使っています。

 

ガーナ産のカカオ豆は、日本で多く使われているので、日本人になじみのある味であるため、チョコレートにした時に味のバランスが取れます。

 

さらに、同じガーナ産のカカオ豆でも、andewと市販のチョコレートでは、味が違うので、ぜひ食べ比べてみてください。

andewのチョコレートはこちら

 

日本にあるカカオは遠い国でつくられたモノ

今回の記事でお話したように、チョコレートの原料となるカカオは、アフリカや中南米から輸入されます。

これらは、私たちにとってあまりなじみのない国ですが、チョコレートを通してつながっている国々です。

この記事をきっかけに、チョコレートの原産国や、チョコレートを取り巻く環境にも目を向けてみませんか?


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