カカオの含有率が高いほど健康に良いというイメージがある、チョコレート。
最近では市販のチョコレートも70%以上のカカオが含まれているものをよく見かけるようになりました。
andewのチョコにも、カカオはたっぷり含まれています。
このカカオの健康効果の一つに寄与しているのが、“ポリフェノール”と呼ばれる成分です。
そこで今回は、カカオに含まれるポリフェノールがもつ健康効果について解説していきます。
ポリフェノールとは?
ポリフェノールとは、植物が自然界において作りだす化合物である『フィトケミカル』の一種です。
フィトケミカルは大きく4種類に分けられます。
①ポリフェノール
…ブルーベリー(アントシアニン)など
②カロテノイド
…にんじん(βカロテン)など
③テルペン類
…柑橘類に含まれる精油(リモネン)など
④イオウ化合物
…玉ねぎやネギ(硫化アリル)など
カカオポリフェノールはその名の通りフィトケミカルの中でも①ポリフェノールに属しています。
さらに、カカオポリフェノールは3種類の化合物から成り立っています。
・カテキン類(約37%)
・アントシアニジン類(約4%)
・プロアントシアニジン類(約58%)
これら3種類の化合物が絡み合って、カカオポリフェノールとして機能しているのです。
カカオポリフェノールの健康効果
抗酸化作用
私たちは普段、無意識に呼吸をしています。
「呼吸」は酸素を体内に取り込み、その代わりに二酸化炭素を出す行為。
呼吸によって取り入れた酸素は、血液を通じて全身に運ばれ、栄養素をエネルギーに変換する酸化分解にて利用されます。
一方で、酸素の一部は体内で『活性酸素』と呼ばれる物質へ変わります。
この活性酸素は、いわば酸化力の強い酸素で、あらゆるものを酸化させます。
例えば、銅が酸素に触れて赤黒く錆びてしまうように、体内で酸化が進行すると、錆びの結果である老化を招く原因になります。
そんな活性酸素を除去するのが抗酸化作用であり、カカオポリフェノールにはその抗酸化作用が認められています。
血管拡張作用
血管内壁に炎症が発生すると、血液の通り道が狭くなってしまうために血液の循環が悪くなり、血行不良や高血圧を招く可能性があります。
その一方で、カカオポリフェノールは、血管内壁の炎症を抑制し、血管を拡張する作用を持ちます。
参考:A. C. Aprotosoaie et al., 2016, Diseases
また、カカオポリフェノールはACE阻害活性を持ち、血圧上昇を抑制することも報告されています。
※ACEとはアンギオテンシン転換酵素(Angiotensin Converting Enzyme)のことで、血管を収縮させて血圧を上昇させます。このACE活性を阻害することで、血圧上昇を抑制することが示唆されています。
参考:G. Rimbach et al., 2009, Int J Mol Sci.
LDLコレステロールの酸化抑制
カカオポリフェノールには、先ほども述べたように体の中に存在する物質の酸化を抑制する効果があります。
酸化抑制効果の恩恵として、コレステロールの酸化を防ぐことができます。
LDLコレステロールが酸化されると、血管壁を傷つけ、動脈硬化の原因にもなります。
※LDLコレステロールとは?
コレステロールとは脂質の一種であり、私たちのホルモンの材料などに使われる物質です。LDLコレステロールはいわゆる「悪玉コレステロール」と呼ばれるものであり、増えすぎる、あるいは参加されると疾病の原因になると言われています。
カカオの持つ自然の力で健康的な身体作り
チョコレートの材料であるカカオには、これまで述べてきたような効果を持つポリフェノールが含まれています。
カカオを多く含むチョコレートを取り入れることで、ポリフェノールの良いとことである「抗酸化作用」と「疾病予防」の手助けをしてくれること、間違いありません。
フィトケミカルは、植物本来の持つ生きる力です。
そんなポリフェノールを手軽に取り入れることのできるチョコレート、ぜひ大切な人と一緒に楽しんでみてはいかがですか?
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